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2015年09月02日

SAKHALIN 3DAYS HARD ENDURO参戦レポート 後藤英樹

posted by IRC TIRE MCJ staff at 11:45 | レースレポート
中野選手に続き、SAKHALIN 3DAYS HARD ENDUROにIRC製品で参戦してくれた後藤英樹選手よりレポートが届きましたので紹介させていただきます。

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クラス:Pro
結果:8位/13台
天候:晴、曇
路面コンディション:ドライ・マディ
使用タイヤ
F:iX-07S(ムース)
R:iX-09W GEKKOTA(ムース)
マシン:ヤマハ YZ250FX
TEXT:後藤英樹

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競技形式について
ロシアではルーマニアクスの人気が高く、実際に参戦しているライダーも多数おり、スタッフの中にはコースディレクターをされた方もいました。その為ルーマニアクスを3日間に短縮した競技形式で開催され、
DAY1
エンデューロクロスという一周2分程度の人口セクションを設置したコースでのタイムアタック
DAY2
ユジノサハリンスク周辺の山を3つ超える約70キロのルートをGPSに従って走行
DAY3
ユジノサハリンスクから山をいくつも越え、コルサコフの海岸まで至る約120キロのルートを走行
3日間の総合成績で順位を決定するという内容で行われました。

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DAY1:
ログプールで前走者を難しいラインからパスしようと試みたのですが、
切り株の根に挟まりタイムロスをし、決勝に進むことができませんでした。

DAY2:
非常に難易度が高く、日本の競技のようにきれいに開拓はされたコースではなく、完全に「山」のルートでした。その為ヒルクライムのような要素は一切なく、ハードなシングルトレイルと、立木・倒木・膝ほどの茂みに阻まれて直登ができず、助走が取れないような山の斜面が殆どでした。
現地のライダーは他社製のエクストリームタイヤの装着率が高かったのですが、特にガレ場や木の根ではiX-09W GEKKOTAのパフォーマンスの方が高く、体力の消耗を抑えて走行することができました。3時間経過時点では入賞したライダーを視界に捉えながら順調に走行していましたが、1か所急斜面でふかふかの腐葉土路面がひたすら300m程続くセクションがあり、左右にキャンバー走行しながら少しずつ登りクリアしました。このセクションだけで2時間程かかってしまい後半の一部ルートを走行できませんでした。

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DAY3:
極端な難所は最初の部分と要所毎にある程度で、スピードの出る区間とテクニカルなシングルトレイルが多いルート設定でした。ただ、沼地を通るルートが多く、平坦なのですが何度もスタックしそうになり一時も気が抜けないルートでした。初日に消耗していたこともあり、途中まで山本選手と協力して走行し、8時間の設定タイムを10分オーバーしてしまいましたがフィニッシュすることができました。

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3日間でフロントタイヤは1本、リアタイヤは2本で合計200キロ程走行しました。
前述のとおり、ヒルクライムがほとんどなく、丁寧なアクセルワークを要求されるセクションが多かった事と、林道等のハイスピード区間は石の全く混じっていない土の路面だった為、タイヤの消耗はほとんどなくiX-09W GEKKOTAが本当に良くグリップしてくれました。

日本人初参戦のレースでしたが、G-NETで上位に入ることができれば十分参戦できるレースだと思います。クラス分けもありますので、裾野は広いです。ホビークラスであればスタッフもかなりフォローアップしてくれるようなので、安心して参加できます。プロクラスはルーマニアクスでいうとシルバークラスより少し簡単なルートだそうです。レース後に色々情報交換しましたが、今回参戦した日本人ライダーのレベルでルーマニアクスに参戦するとブロンズクラスは全く問題ないそうで、シルバーだとちょっと…だそうです。

今回のレース参戦は、IRC TIRE様、BIG TANK春木さん、ヤニーナさん、G-NET HARD ENDURO JAPAN河津さん、ギャングパーツ小林さん、SLFなみあい北澤さん、サイクルショップ168、ストレンジモーターサイクルADタクさん、森耕助さん、シルバラード上田さん他、本当に大勢の関係者の方々のおかげで貴重な経験をすることができました。 未熟さゆえに結果で報いることができませんでしたが、今回の経験を活かし、次に繋げて挽回したいと思います!

本当にありがとうございました!!




SAKHALIN 3DAYS HARD ENDURO参戦レポート 中野誠也

posted by IRC TIRE MCJ staff at 11:28 | レースレポート
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クラス:Pro
結果:6位/13台
天候:晴、曇
路面コンディション:ドライ・マディ
使用タイヤ
F:iX-07S(空気圧0.8)
R:iX-09W GEKKOTA(空気圧0.6)
マシン:ホンダ CRF280R
TEXT:中野 誠也(九州男塾 葛城組 JERRY`S 高石二輪レーシング)

今回はレースの事前情報がかなり少なく、どんな場所をどのように走らされるかが全く解らなかった事もあり、ハードエンデューロラリーと言う名称からも、スタート時はリアの空気圧0.8で臨みました。

スタートしてすぐの第一セクションで引っかかってしまい、黒土の少し湿った、モンスクの様に(縫って登っていく)難しい類のヒルクライムだった為、急遽 即座に空気圧を(0.3)付近まで落とし登頂したのですが、2日間を通して空気圧を落としたシチュエーションはこの時のみでした。

その後は(0.6)付近で2日間とも走りきりましたが、ウッズ、ガレのヒルクライム、沼地、川渡り、林道区間、どのシチュエーションにおいてもグリップ力に不満を感じる事はありませんでした。
現地プロクラスのライダーは他社製品のソフトコンパウンドタイヤにチューブリスのセットで かなり空気圧を落としたセッティングの選手が多かったのですが、色んなライダーのライディングを見ていても、どの局面においてもGEKKOTAのグリップ力の方が優っているのが良く解りました。

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1日目、2日目とも、新品を取り付けてレースに望み、特に2日目は総合計走行距離が120Kmを超えるハイスピード区間の多いコース設定でしたが、四国での事前テストほどの減りやダメージはなく、まだまだ使用可能なタイヤ残量レベルで二日間を終える事が出来ました。

本戦初日の前半は、初めての経験のGPS(ガーミンetrex30)の扱いが全く解らず、 大幅なミスコースをする事になってしまい、かなりのタイムペナルティーを課せられましたが、逆に前半のルートミス中は ほとんどを ホビークラスルートで走ってしまっていた為に、 この事がきっかけで 結構な数のホビーライダーと触れ合うことができ、困っているライダーをヘルプしたり、ラインを教えたり、厳しいセクションを綺麗に抜ける自分を見せる事が出来たり、ドリンクが無くなっていたライダーにドリンクを別けてあげたりと、絡んだ選手みんなが驚いてくれた位に、ホビークラスの選手の人達に自分自身を凄くアピール出来た結果になったと思っています。
この日は大幅なルートミスからルート復帰したあと、途中で迷っている所に たまたま出くわした この日トップの#8の選手と20分位競った後、ほぼ同タイムで2位でオンタイムゴールしました。

2日目はGPSの扱いに慣れてきたという事もあって、前半からプロクラスのライダー達のバトルに上手く絡む事ができ、ゴールまでの8時間、約120Kmのルートを 入れ替わり立ち替わり 3人のライダーと走ることになり、最終的に この日は4位でオンタイムゴール。
前半は予選トップのセルゲイ、中盤は2日目3位のサーシャ、中盤からゴールにかけては初日3位のアンドレと、
地元の有力選手達と競って一緒に走れたおかげで、自分にとって良い結果に繋がったと思っています。

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最終日も初日と同じで、言葉は違えど一緒に走る時間が長ければ長いほど現地ライダーと通じ合うことができ、ゴールした後も自分のマシンのセットアップやiX-09W GEKKOTAの事、なぜ4サイクルでそこまで走れるのか、等、興味深々で、プロ、ホビー問わず、色んなライダーからの質問攻めに合いとても楽しい時間を過ごしました。

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総合結果は、初日はゴールこそ早かったものの、途中ルートミスによるペナルティーが合計で(7時間半)課せられてしまい、2日目のノーペナルティー4位ゴールと合わたトータルの合計タイムから、総合6位という順位で初めての海外レースを終える事が出来たのもGEKKOTAの驚異的なグリップ力のおかげだと確信しています。

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