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2017年06月20日

JEC第2戦、BR99が大活躍。熊本悠太と荒川一佳が接戦を演じる

posted by IRC TIRE MCJ staff at 12:17 | レースレポート
JEC 第2戦 中日本大会
日時:6月18日
会場:コスモスポーツランド
天候:晴れ
コンディション:ドライ
PHOTO&TEXT:稲垣正倫

全日本エンデューロ選手権第2戦が富山県コスモスポーツランドで開催。コンディションはカチカチのドライ。第1戦の広島に続き、リアタイヤにはドライコンディションに適したiRCのBR99を装着したライダーが多く見られた。梅雨時期のレース開催ということもあり、マディを想定し、ルートにはエンデューロコース、テストにはモトクロスコースが設定されたため、モトクロスライダー有利なレース展開となった。

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iRCサポートライダーの中で好成績を収めたのはまず熊本悠太だ。熊本は2周目に最速ラップを叩き出し、5番時計を記録するが、その後は7〜9番が続き、最終的には5位にわずか3秒差で6位となった。

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そして熊本に続いたのが荒川一佳だった。荒川は2周目にラインミスでタイムを出すことができず、11位と言うリザルトから徐々にペースを上げ、6位の熊本に3秒差まで迫って7位と言うリザルト。荒川は今年からシェルコのSE-R250にマシンをチェンジし、ここまで好調を維持している。
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次に8位に前橋孝洋、10位に近藤有介、11位には和泉拓、12位に在原勉、14位に柳原博一、15位に大川原潤、17位に滑川勝之と続いた。

熊本悠太
Team BETA バイカーズベア
BETA RR2T300
前:iX-07s(新品ムース)
後:BR99(新品ムース)

「初めてのコースだったのですが、昨日の朝、早く会場に入ってルートもしっかり下見できたことで、思ったよりも走れたんじゃないかな、と思います。でもテストは終盤に路面が荒れてくるとコーナーでうまく決まらなくなってしまい、タイムを伸ばすことができませんでした。最終周ではミスしないことだけを考えて走っていたら3秒差で他のライダーに負けてしまったので悔やまれますね。前回の広島ではヘタったムースを使ったらフロントがヨレてしまって嫌だったので、今回は新品ムースを使って、バッチリでした」

荒川一佳
FFMC-岡山&SHERCOracing
SHERCO SE-R250
前:VE35(ムース)
後:BR99(ムース)

「富山のコースはテスト、ルートともに石が多いと聞いていたので、少し柔らかめのVE35をフロントに使いました。石の上でもグリップして弾かれにくく、正解だったと思います。モトクロスコースの路面は滑りやすかったですが、自分なりに対応できたと思います。レースの方は最初にテストでラインミスを連発していまい、タイムを出すことができませんでした。僅差でしたが、後半で少しでも順位をあげられたことを前向きに考えて、反省点は今後に活かしていきます」

前橋孝洋
モトクラブオープンエリア
KTM 250EXC
前:iX-09w (ムース)
後:BR99 (ムース)

「怪我からの復帰第1戦で、今年からマシンのメーカーも違うし、2ストロークに変わったので、完全に以前の調子は取り戻せていない感じです。タイヤの選択はよかったと思うのですが、テストコースは路面がすごくドライで、滑って難しかったですね。奥のウッズでは岩や根っこがいっぱい出てたのですが、しっかり食いついて、滑りそうなラインに入ってしまっても、しっかりグリップしてくれました。BR99はマシンに左右されず、安心して性能を発揮してくれ、頼れるタイヤだということを確信できました」

和泉拓
Team Beta ストレンジIRC
BETA X-TRAINER
前:iX-09w(ムース)
後:BR99(ムース)

「最近はiX-09wを使うことが多いですね。タイヤのグリップがとても良く、転倒がなかったのは良かったですね。大きなミスはありませんでしたが、コースが自分向きじゃなく、持ち味を出すことができませんでした。今回は最後まで攻めるのを目標に、毎週サスのセッティングを変えて、だんだん良くなっていきました。今は下から速いライダーがいっぱい上がってくるので、なんとかランキングをキープしてシングルゼッケンに入りたいですね」

在原勉
IRC木更津ベース with AMSOIL和田屋
KTM 250EXC
後:BR99

「普段から使い慣れているタイヤということもあって、とても走りやすかったですね。タイヤのグリップ感がだいたいわかっているので、こういう路面でどういう風に滑るのかわかりましたし、コーナーでもうちょっと開けていいな、って。タイヤを知ることの大事さがわかりました」

大川原潤
BETAウブカタジャパンROCKERS
BETA RR2T
前:iX-07s
後:BR99

「バイクも調子よかったですし、タイヤのグリップもとても良かったです。気持ちよく走れて、レース自体はとても面白かったです。全日本初開催なのに、マーシャルも運営も、すごく良いですね。今シーズンはゼッケン番号をなんとかもう少し小さくしたいと思っていますので、頑張ります」

滑川勝之
チームギャランカケ with オートプラザカメ
KTM 500EXC-F
前:BR99 (ムース)
後:BR99 (ムース)

「リアはこの前に広島でも履いたんですが、フロントは初めて使いました。どんな感じが見ながら走ってたのですが、だんだん乗り方がわかってきてニヤニヤしてました。ゆっくり寝かしていく走り方をすれば滑らないですね」

2017年06月19日

JNCC第4戦、斉木達也と出口隼飛がそれぞれのタイヤチョイスで奮戦

posted by IRC TIRE MCJ staff at 10:26 | レースレポート
JNCC第4戦ジョニエルG爺ヶ岳
日時:6月11日
会場:長野県爺ヶ岳スキー場
天候:晴れ
コンディション:ドライ
PHOTO&TEXT:稲垣正倫

国内最大級のクロスカントリーレース、JNCC。その中でもここ爺ヶ岳でのレースは特に人気が高く、日本中から多くのエンデューロライダーが集まる。エントリー総数は490台、前日の雨の影響も少なく、爺ヶ岳スキー場は最高のレース日和となった。

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ガレ場が有名な爺ヶ岳スキー場のコースだが、特にCOMP-GPはウッズも多く、タイヤ選択は悩みどころ。COMP-AA1クラスで昨年ランキング2位につけた斉木達也は爺ヶ岳ではiX-09w GEKKOTAが最適だと言う。

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斉木は得意のガレクライムの下りでは、他のライダーによって作られたライン上ではなく、ゴロゴロ転がる石の上を走って周回遅れをパスする場面も。

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また、ウッズも木の根っこを狙って走るライディングでスムーズに抜けていった。レース結果は惜しくも4位で表彰台には届かなかったが、改めてゲコタの高い走破力を証明する結果となった。

出口隼飛はKX250Fと自身の速度域に合ったタイヤとしてiX-07sを選んだ。

「エンデューロでiRCタイヤというと、VE33やゲコタなどソフトコンパウンドのタイヤをイメージしがちですが、僕のようにモトクロス上がりのライダーは、ブロックの高いiX-07sとiX-09wをコースに合わせて使い分けていくと乗りやすいと思います。iX-07sはすごくオールラウンダーというか、ガレも走れるしモトクロスっぽいリアをスライドさせるような走り方もできるし、泥詰まりも少ないバランスのいいタイヤなので選びました」とiRCタイヤについて出口は語った。
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出口はコースの速度域の高さに対応するため一周でピットインして空気圧をあげると、タイヤの特性を活かしたモトクロス的な走りで一気にペースアップ。順調に順位をあげて9位まで追い上げるが、4周目にフロント周りに違和感を感じてピットイン。修理して再スタートするも20分ほどロスしてしまい、クラス19位でのチェッカーとなった。

斉木達也
KTM Japan Racing
KTM350SX-F
後:iX-09w GEKKOTA

「今回はガレの上だけじゃなくて土の上も使って走りました。土の上でも全然走れましたね。ウッズの中では木の根っこを狙って走って、みんなウッズ難しかったって言ってましたけど、全然大丈夫でしたね。高い速度域で3時間走っても全然ブロックが飛んでなくて、やっぱり爺ヶ岳はゲコタすごくいいですね。最終戦ではマシンのセッティングもしっかり出して、ゲコタで優勝狙いたいと思います」

出口隼飛
NAGmotors & abit with DHSmoto
KX250F
前:iX-07s 空気圧1.0→1.5
後:iX-07s 空気圧1.0

「僕はパンクを避けるため、いつも0.9くらいの空気圧で走るのですが、今回はガレ下りも難易度が低く、特別に難しい所がなかったので、高いスピード域でも大丈夫なように空気圧を少し高くしました。
レースはタイヤもすごくよかったので、途中まですごく調子よくて9番手を走っていたんですが、飛び石かなにかでフロント周りにトラブルを抱えてしまい、ピットインして修理をしていたらタイムを大幅にロスしてしまい、良い結果を残すことができませんでした。しかし、よい感触を掴めましたので、次戦は一桁フィニッシュを目指して調整していきます」