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2018年06月01日

ハイスピード勝負となったJNCC鈴蘭、それぞれの課題を見つけ次戦に挑む

posted by IRC TIRE MCJ staff at 14:02 | レースレポート
JNCC第4戦ワイルドボア鈴蘭
日時:5月20日
会場:岐阜県鈴蘭高原スキー場
天候:晴れ
コンディション:ドライ
PHOTO&TEXT:アニマルハウス

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JNCCは何百台ものエントリーが集まる日本最大級のクロスカントリーレース。今回の会場は廃棄された鈴蘭高原スキー場で、岐阜県高山市の大自然に囲まれたロケーションが人気だ。土曜日に少し雨が降り、夜も5月とは思えないほぼ冷え込んだことからレース当日の天気や気温も心配されたが、コンディションも回復し、好天となった。

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しかし、ここ鈴蘭はゲレンデ下の掘れやすい土質が特徴で、天気がよくても常にぬかるんでいる。午前中のFUN-GPではここで土に埋まり動けなくなるライダーも出るほど。午後のCOMP-GPでもラインの選択を失敗すると大きくタイムを落とすことになった。

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ガレを含むゲレンデを登っていくと頂上付近には遠く雪山を望む景観が広がり、気持ちの良いレースとなった。すり鉢と呼ばれるくぼんだセクションや新設されたウッズを通り、そこから延々とキャンバーの下りが続く。

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COMP-AA1クラスにエントリーした出口隼飛は今回、マシントラブルに悩まされた。スタートでトップ集団に食らいつき、小池田猛らとバトルを繰り広げ一周目は4位で戻ってきた。しかしフロントホイールにブレーキを引きずっているような違和感を感じていた出口はペースをあげることができず、順位を落としてしまう。終盤にはフロントタイヤをパンクさせてしまい、クラス13位でチェッカーを受けた。

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また、COMP-Aクラスでは泉谷之則が広島に続いてエントリー。泉谷はハードエンデューロを得意とするライダーで、スピードを身につけたいとJNCCに挑戦している。しかしハイスピードなゲレンデの登りでペースをあげることができず、一周目のクラス14位から少しづつ順位を落としてしまう。それでも後半に巻き返し、14位まで順位を戻してレースを終えた。

出口隼飛
MHP dhsmoto&total Nature players
YAMAHA WR450F
前:iX-07s(空気圧1.3kgf/㎠)
後:VR-33(空気圧1.3kgf/㎠)
「なんかフロントがおかしいな、と思いながらも粘って走っていました。前週にテストした時にはなんでもなかったのですが、ホイールに問題があったんだと思います。でも一周目は小池田選手ともバトルできましたし、終盤にパンクしてホイールごと交換してからは調子が良かったので、次戦を楽しみにしていてください。次は爺ヶ岳なのでVE-33s GEKKOTAを試してみようと思っています」

泉谷之則
チームベータ IRC シルバラード
BETA RR2T300
前:iX-09w(空気圧0.8kgf/㎠)
後:VE-33s GEKKOTA(空気圧0.5kgf/㎠)
「自分はハードエンデューロを得意としていますので、スピードを身につけたいと思ってJNCCに出ています。モトクロスライダーが速くてついていくことができませんでした。もう少しガレてたりすればまた違ったのかも知れませんが、長い登りの直線とかでスピードに身体がついていかず。タイヤはキャンバーの下りでフロントがしっかりグリップしてくれて安心できましたし、ふかふかのウッドチップやガレではリアのVE-33s GEKKOTAがさすがのグリップを発揮してくれました。またスピードを出す練習を積んでからリベンジしたいと思います」