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2018年06月07日

ヤチとカチパンが混在、タイヤの選択に悩まされたJEC富山2DAYSで前橋が6位

posted by IRC TIRE MCJ staff at 11:05 | レースレポート
JEC全日本エンデューロ選手権 第2戦 中日本大会
日時:5月26日、27日
会場:富山県コスモスポーツランド
天気:晴れ
コンディション:ドライ
PHOTO&TEXT:アニマルハウス

全日本エンデューロ選手権はオンタイム制を採用したMFJが主催するエンデューロレース。その第2戦が富山県コスモスポーツランドで開催された。

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昨年から全日本戦で使われているコスモスポーツランドだが、今年はSUGOや日高町と同じ2DAYS開催に。昨年に比べウッズ区間が多く使われ、DAY1とDAY2ではテストとルートを逆に使うなど工夫され、走りごたえのあるレースとなった。

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IAクラス最年少の前橋孝洋はDAY1、最初の計測となるtest2こそ12番時計と出遅れてしまったが、test3からは安定して5番時計を記録。test8ではモトクロスIA出身ライダーに食い込む4番時計をマークし、DAY1は6位で終えた。DAY2は安定して5番、6番時計にタイムをまとめ、6位。

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昨年ランキング3位の熊本悠太は最初のテストで7番時計をマーク、その後も日を通じて安定したタイムを出すが、スリッピーな路面に攻めあぐね、後半になるにつれ順位を落としてしまう。DAY1を9位、DAY2は8位でレースを終えた。

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今年ISDEに挑戦する荒川一佳は10〜13番時計で推移したが、DAY1にはマシントラブルもあり13位。DAY2はテスト中の転倒でタイムを落としてしまい、12位という成績。IAルーキーの新沼光はDAY1最初のテストで9番時計を出すも15位、DAY2を14位でまとめた。

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また、IBクラスでIAに匹敵するタイムを出して注目されている飯塚翼はDAY1で2〜3番時計を連発するも、2度のクラッシュの末、電装系のトラブルでDNF。DAY2ではテスト6で1番時計をマークするも、テスト7ではシフトペダルが故障し2分以上もタイムをロスし19番時計。それでもファイナルテストで再び1番時計を出し、3位となった。

JEC次戦は北海道日高町で開催される日高2DAYSエンデューロ。公道を使用するためナンバーのついたマシンが必要とされ、大きく順位が変動するレースとなる。

前橋孝洋
モトクラブ オープンエリア
KTM 250EXC-F
前:iX-07s
後:BR-99
「広島ではiX-09wを使ったのですが、今回はマディと石が多いのでiX-07sを選びました。1日目の最初に滑って転倒して手首を痛めてしまって、なんとか走ることはできたのですが、握力がなくクラッチ握るのがしんどかったです。DAY2は手首も少しよくなってきて、だんだんタイムを詰めることができたので、そこはよかったです。BR-99はヤチでも岩場でもグリップが良くて、テストのウッズでスムーズに走ることができました」

熊本悠太
Team BETA バイカーズベア
BETA RR2T300
前:iX-07s
後:BR-99
「今回はヤチが多かったので、そこに合わせてフロントにiX-07sをチョイスしたのですが、石が出ていたりカチパンの路面もあったので、ヤチが得意な僕はカチパンに合わせた方がよかったかも知れません。テストではスリッピーな路面が多く、コーナーの攻略に苦戦してしまい、前半は飛ばない程度に抑えて走りました。後半少しわかってきて進入に気をつけたりして、安定して走れるようになりました。タイヤは狙い通りヤチでしっかり刺さってくれて不安げなく走ることができました」

荒川一佳
FFMC-岡山&SHELCO racing
SHELCO SE-R250
前:iX-09w (ムース)
後:BR-99 (140ムース)
「タイヤはモトクロスコース寄りに合わせました。ハイスピードコースで滑りやすく、弾かれやすい路面でしたのでサスは少し硬めのセッティングにしたらフロント、リヤ共にしっかりグリップしてくれました。DAY1は転倒もなく順調だったのですが、テスト中にアクセルが戻りきらないマシントラブルがあり焦りました。修理してからは冷静になって走ることができたので、よかったです。DAY2は乗れてないなと思いながらも最後のテストで攻めていたのですが、2回も転んで順位を落としてしまったのが悔しいです」