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2018年07月17日

難しいコンディションで威力を発揮したVE-33s GEKKOTA、G-NET第2戦サバイバル in 広島

posted by IRC TIRE MCJ staff at 16:38 | レースレポート
G-NET全日本ハードエンデューロ選手権 第2戦
サバイバル in 広島
日時:6月24日
会場:広島県テージャスランチ
天候:晴れ
コンディション:ドライ
PHOTO&TEXT:アニマルハウス

第1戦斑尾が終わって一月も経たず、第2戦広島が開催された。悪天候の予報も見事に裏切られ、天気は快晴、路面はドライ。一部、谷地ができている以外は走りやすいコンディション。斑尾に続き、G-NETとしてはハイスピードで周回数の多いレースとなった。

サバイバル in 広島は長年続く地元の草レースだが、その難易度と走り甲斐のあるコース設定が評判で100台を超えるエントリーが集まる。当然、ライダーのレベルもまちまちで、優勝を目指すG-NETライダーから3時間で1周を目指すサンデーライダーまで。難しいショートカットルートの他にも、少し遠回りすれば難易度の低い迂回ルートが設定されており、すべての参加者に完走して欲しいという主催者の気持ちが現れたコースになっている。

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サバイバル広島名物、広大な牧場にバイクを並べ、横一線スタート。100台を超えるライダーが1コーナーに殺到した。

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モトクロスコースを逆走して最初にテージャス山を駆け上っていったのは斑尾でマシントラブルに悩まされ辛酸をなめた熊本悠太。熊本は地元広島での開催ということもあり、気合十分。

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JECやJNCCに参加し、スピードにも定評のある熊本はレース終盤まで2位以下を30秒以上引き離し、トップを独走。マディを想定して持ち込んだX-TRAINER300だが、思わぬ好コンディションにレースはハイスピード化。後半には足が攣ってしまい、休憩を取る場面もあったが、なんとか持ち直し3位でチェッカーを受けた。

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それに続いたのは高橋博。4年連続G-NETチャンピオンが持ち前のテクニックを披露。今回初めてレースに使用するRR2T300で苦手なハイスピードレースながら上位をキープした。

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サバイバル in 広島は独特のルールで、レース時間終了から30分の計測時間内にチェッカーを受けないと周回がカウントされないだけでなく、成績が残らない。レース終盤まで熊本を追い続けた高橋だが、熊本がペースを落としたところでパス。しかし、後方からペースをあげて迫ってきた鈴木健二に前を譲る形に。惜しくも7周目に突入は叶わずチェッカーを受けた。
唯一、トップで7周目に突入した鈴木健二が計測時間内ギリギリで周回し、チェッカーを受けたことで高橋は2位となった。

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泉谷之則は5周を走り、残り時間が少ないこともあってチェッカー待ちを選択し、10位でゴールとなった。

高橋博
チームベータIRCエンジョイズ
BETA RR2T300
前:iX-07s(ムース)
後:VE-33s GEKKOTA(空気圧0.33kgf/㎠)
「今回はハイスピード気味なレースになることを見込んでRR2T300を卸しました。前回の斑尾では給油で順位を落としてしまったところがあったのですが、これなら3時間レースでもほぼ無給油で走ることができます。リアはムースとチューブと両方用意していたのですが、コンディションを見てチューブを選択しました。VE-33s GEKKOTAはまさにこの広島のような粘土質のコースのために開発されたようなものですので、ベストマッチでした。今日はコースがほとんどクロスカントリーのようなコースで、ミスするようなこともなかったのですが、最終周で谷地にハマって少しタイムロスしてしまい、もう一周入ることができませんでした」

熊本悠太
Team BETA バイカーズベア
BETA X-TRAINER300
前:iX-07s(ムース)
後:VE-33s GEKKOTA(空気圧0.5kgf/㎠)
「このコースは谷地、サンド、濡れたガレなどが混在していてタイヤの選択が難しいのですが、VE-33s GEKKOTAはどこでも抜群に良かったのです。下見はそこそこにしていたのですが、エスケープがあるのにしばらく気づかずに飛びつきとかもやっていて、そこでも体力を持っていかれてしまいました。沢の手前でペースをあげてきた健二さんに抜かれ、足が攣って回復している間にロッシさんにパスされてしまいました。前回の斑尾ではマシントラブルに泣いたので今回は無事に完走できて良かったです」

泉谷之則
チームベータIRCシルバラード
BETA RR2T300
前:iX-07s(空気圧0.8kgf/㎠)
後:VE-33s GEKKOTA(空気圧0.35kgf/㎠)
「スタートは結構よくて4〜5番手につけることができました。しかし、1周目の山の中で入ってはいけない轍に入ってしまい、フロントが刺さって前転し、順位を落としてしまいました。パンクが怖かったのですが、やはり空気圧を0.35kgfまで落として正解でした。ガレでもよくグリップしてくれました。モトクロスコースも完全にドライでしたが、タイヤがヨレることなく走ることができました。フロントも、下見した時にやばいかな?と思った下りでもしっかりグリップしてくれて、とても良かったです。事前テストもしていて3時間無給油で走れると踏んでいたのですが、最後の登りの手前でガス欠してしまって、もう一周いくことができませんでした」